福岡大学スポーツ科学部名誉教授であった、故田中宏暁先生を中心に、福岡大学運動生理学研究室で研究されて確立された科学的理論(ニコニコペースの運動理論)に基づいたトレーニングです。
ランニングは、健康づくりに最も好ましい有酸素運動です。しかし、ゆっくり走るジョギングですら、苦しくきついと思われ敬遠されがちです。
通常ヒトが走り出すスピードは時速6㎞近辺ですが、見た目にゆっくりですのでジョギングと言えます。しかし現代人は体力が低下していますので、この速度では身体に過剰な負担がかかってしまい、息が上がるほど強い運動になってしまう方が少なくありません。
そこで… 隣の方と話ができるくらいの運動の強さで行う
ジョギングを スロージョギング® と定義しました。
運動生理学的には、乳酸が急増し始めるランニング速度あるいはそれ以下で、個々人により速度が違います。これは疲労がたまらない強さですから、誰でもラクに楽しく始める事ができ、継続しやすい運動です。
例えば、高齢者や運動経験の少ない人は、歩く速度か、むしろそれより遅いペースで行います。無理をせず、自分にあった適切な運動強度で行うことが大切です。スロージョギング®は、減量やメタボ対策、生活習慣病の予防や治療、サルコペニア*や脳機能の改善に効果的である事がわかっています。
*サルコペニア(sarcopenia)とは、加齢によって骨格筋の量や機能が低下している状態のこと。
継続しやすいスロージョギング®は、最も効果の上がる有酸素運動ですから、
体力がつき、健康になり、生活にも活力が出て、
見違えるような自分に出会えるはずです。
これまでの運動はツライものという思い込みをくつがえす
スロージョギング®を始めてみませんか。